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高校生の頃、妹の宿題を手伝いながらある事に気が付きました。

頭の悪かっ・・・勉強があまり得意ではなかった妹に、ぼくはたまに宿題を手伝ってあげるナイスな兄でした。

ある日、あまりの理解力の悪さに

(こいつ、もしかして問題の意味が分かって無いな?)

ってことに気が付きます。

何故なら、ぼくが一生懸命解き方と答えを教えるんだけど、

妹は言われた通りに書くだけで同じような次の問題が解けない。

「イヤイヤ、こうやって考えれば解るやん?」

当時関西在住のMASATOは関西弁で妹にイラっとする。

「あのな、どこか解らんのか言え。そこからやらんとずっと解けへんぞ?」

「わからん…」

「は?」

「何がわからんのかわからへんねん!」

妹逆ギレ。

「何がわからんのかわからんのに何教えてええか解らんわ!」

ぼくはサジ投げる。

こうして妹は勉強嫌いのまま人生を送ることになりました。

 

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「何がわからないかわからない」は勇気あるカミングアウト

今思うと彼女は開き直ったのでは無く、カミングアウトしたのでした。

「何がわからないかわからない」という状態は、

目的地も不明で地図も持って無いのに、「とっととゴールしろ!」って言われてる状態。

本人はどうしようも無いんですよ。

 

例えば。

会社で、仕事で効率よく良い結果を出す!というゴールは知ってる。

だから一生懸命仕事はするんだけど、何が効率がよくてどうすれえばそうなるかがわからないから、成果に繋がらない。

 

スポーツでも同じ。

水泳で、速く泳げるようになりたい!というゴールは知ってる。

だから一生懸命練習するんだけど、何故自分の泳ぎ方が速くならないのか、どこを変えればいいのかがわからないから一向にタイムが伸びない。

 

そして、それはそのまま生き方にも繋がります

  • 幸せになりたい
  • 自由になりたい
  • 思い通りの人生を生きたい

ゴールはわかるし、本気でそうなりたいと思ってる。

でも、なれない理由もわからなければ、

「何が幸せ」で「何が自由」で「何を持って思い通り」

なのかがわからない。

「そんなわけないだろ?」

と、思うかもしれませんが、本当にここに悩んでぼくのところに相談に来る方は、

かなりいらっしゃいます。

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じゃあ何故こんなことが起きるのか?

「何がわからないかわからない」

なんて状態は不安と恐怖ですから、当然その場から逃げるか、止めるか、忘れようとします。

結果、学校なら「おちこぼれ」会社なら「ダメ社員」スポーツなら「引退」

そうなる原因はたった一つです。

親や、先生や、上司や、世間から、

「これがゴールだからとにかくそこを目指せ!」

って、言われるからです。

 

人生の中でものごとが上手くいく、納得のいく成果に繋がる公式はこうです。

まず興味を持つ

⇒やりたくなる

⇒ひとつづつ壁を乗り越えてる自覚がある

⇒成長を感じる

⇒周りから賞賛など認められる結果を出す

⇒次の目標が明確

 

この流れにおいて、根本に「楽しい」があるもの。

こういうものに関わってる時に、

「何がわからないかわからない」なんて状態に、人は絶対ならないんです。

興味も無い、やる気も無い、壁の乗り越え方も知らない、出来る自覚も無いのに結果だけ出せと言われたら、

何が何だかわからないですよね。

 

ほとんどの事が「ゴールの先出し」になってるじゃないですか、今の世の中。

ネットを開けば、興味を持つ前に「ゴールと、辿り着く方法」が書いてるんですよ。

これって、同じなんです。

今度はネットに、

「これがゴールだからとにかくそこを目指せ!」って言われてる。

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正しい子育て、健康にいい食事、幸せな結婚、成功する方法・・・

知らなきゃ悩まなかったのに・・・ってこと、多くないですか?

だから、まずは本当にそれに興味があるのか?ってところが大事なんですけど、

勉強、仕事、人生においては、興味もクソもないです。

生れ落ちた瞬間から付き合っていくものですから。

だからこそ。

勉強に興味を持たせてあげる。

仕事を面白いと感じさせてあげる。

人生は捨てたモンじゃないってことを見せてあげる。

 

教育者にはここに使命感を持って欲しい。

親や、先輩や、コンサル、カウンセラーみたいな仕事をしてるなら特に。

 

  • まずは「興味」を持たせること。
  • 何に興味を持つかわからないなら、思いつくものは全部見せてあげること。
  • 興味を持った瞬間を見逃さないこと。

これを意識するだけでも、相手の成長度合いは激変するはずです。

もちろん、相手が大勢の場合も同じ。

上の3つを意識することで「ゴールの強制」は無くなりますから、自分でゴールを見つけていくようになります。

「何がわからないかわからない」

そんな状態のまま走らせるのは、ぼくは絶対に反対ですね。

仮にゴールしたとしても、そこにあるのは「虚無」なんでね。

 

まとめると

本当に相手のことを考えて何か教える気があるなら。

まずは「興味を持たせる」ことに集中するべきです。

「何がわからないかわからない」なんて状態は、その本人にとっては手遅れなんですよ。

もう「私には無理」って思ってる可能性が高い。

それでも何とかしたいと思って搾り出したセリフが

「何がわからないかわからないんです!」

だと、ぼくは思ってます。

だったら、せめて興味が持てる事を知ってもらう。

そこから解決の糸口は見えるはずです。

 

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「何がわからないかわからない」は、その人では無く教育する側の問題

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